『おじさんのかさ』は何歳から?|ねらいや読み聞かせのコツを元保育士が解説
「雨の日って何しよう…」「雨は嫌だな」と困っているママや保育士さん。
雨の日は、外にも出られないし、通勤や通園もイヤになってしまいますよね。
そんな時は、雨が楽しく思えてくる『おじさんのかさ』はいかがでしょうか。
傘が大事すぎて、雨の日でも傘をさせないおじさんが、雨の楽しさを知っていくお話です。
- 雨の日が楽しくなる秘密が書いてある
- 主人公のおじさんも、だんだん雨が好きになる
- 傘を題材にした絵本なので、傘を差すことに興味がもてる
雨の日や梅雨の時期の読み聞かせにおすすめですよ。
ぜひ、読んでみてくださいね。
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『おじさんのかさ』とは?
| 題名 | おじさんのかさ |
| 作者 | 佐野洋子 |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 1992年05月 |

佐野洋子さんは、『100万回いきたねこ』の作者でもある方です。あまり思いつかないようなキャラクターや物語が魅力です!
『おじさんのかさ』あらすじ
お気に入りの傘を買ったおじさん。傘が大切すぎて、雨が降っても傘を差さずに人に借りたり、おうちにいたり…。
ある日、通りがかった”まーくん”との会話をきっかけに、傘を差して雨の中を歩くことにしたおじさんは、雨の楽しさを知ります。
雨が楽しいと思える演出や、楽しそうな表情のおじさんがかわいい絵本です。
読み聞かせのポイント

ねらいは?
私が考える、『おじさんのかさ』のねらいはこちら。
- 雨の音を聞いたり、楽しさを知ったりする
- 物を大切にする気持ちを知る
- 「前提」がある絵本を楽しむ
『おじさんのかさ』に出てくるおじさんは、立派な傘がとっても大切です。雨が降っても、どうにか傘をぬらさないように、大切に扱う場面が出てきます。
ものを大切にする気持ちは、生きていくうえで大切な気持ちです。おじさんが傘を大事に思う姿は、子どもにもよく伝わるでしょう。
一方で、「傘は雨を避けるために差すもの」という前提があると、「雨なのに大事な傘をぬらさないように」過ごすおじさんの姿は、くすっと笑えるおもしろい絵本として楽しめます。
もし、集団で読むのであれば、「傘はどういう時に差すのかな?」など、前提を確認してから読み始めるのもおすすめです。

子どもに読み聞かせをすると、傘が濡れることを嫌がるおじさんの姿に、「ええ~!!」と笑いが起きます。
絵本には書いていない前提を知って読むことで、絵本のおもしろさを十分に楽しむことができますね。
対象年齢は4歳から
『おじさんのかさ』は、4歳ごろから楽しめます。
この絵本は、
「雨の時は濡れないように傘を差す」
という前提がわかっていることが楽しめるポイントです。絵本の中には出てこない前提を楽しめるのが、3~4歳ごろになってくるでしょう。
物語は複雑ではないので、3歳ごろから内容は理解できると思いますが、くすっと笑える楽しさがわかるのが、4歳ごろになると思います。
雨の日におすすめの理由
この絵本は、雨の楽しさを教えてくれる絵本です。
梅雨の時期や雨が降っている日に読んで、「雨の音、するかな?」と窓を開けて音を聞いてみてもおもしろいでしょう。
大人の感性で、どうしても雨はマイナスなイメージがつきやすいですが、この絵本を読んで、「楽しい雨」のイメージを子どもにもってもらうことも大切です。
天気は人間の力ではどうにもなりませんから、その時の状況を楽しめる気持ちをもてるようになることで、ポジティブな気持ちで過ごせることが増えるでしょう。なんでも楽しむ気持ちは、生きていくことが楽しくなることにつながります。
まとめ
雨の日が楽しくなる『おじさんのかさ』。淡々とした語り口が、より面白さを感じられる絵本です。
雨の日に、是非読んでみてくださいね。
4歳児は、こちらの絵本も楽しめますよ。

