絵本

お風呂が好きになる!『パンダのおさじとせっけんパンダ』ねらいと対象年齢を解説!

こんにちは。

今日はこちらの絵本を紹介します。

作品紹介

作品名パンダのおさじと せっけんパンダ
作者柴田ケイコ
出版社ポプラ社
発行年2025年4月

あらすじ

お風呂が大嫌いなのんたが、抽選会で当てたのは「せっけんパンダ」。

お風呂にせっけんを入れると、中から”パンダのおさじ”がでてきて、特別なじゅもんを教えてくれるのです。

そのじゅもんを唱えると……!?

大人気の『パンどろぼう』シリーズを手掛けている柴田ケイコさんの絵本です。パンダのおさじがとってもかわいい!

読み聞かせ

ねらい

私だったら、こんなねらいにしようと思います。

  • お風呂に入る楽しさを知る
  • 一緒にじゅもんを唱えて、読み聞かせに楽しく参加する
  • 主人公と自分を重ねて、絵本の世界を楽しむ

この絵本はぜひ「お風呂が苦手な子」に読んでほしいです。

主人公の”のんた”もお風呂が大の苦手。自分を投影して読むことを楽しんでもらえたらと思います。

対象年齢

ポプラ社のHPには、3~5歳と書いてあります。

私も3歳からがいいと思います。お風呂はほとんどの子が経験しているものなので、物語に入り込みやすいと思います。

おすすめの読み方

子どもって、「ひみつ」や「じゅもん」が大好きです。

読み聞かせをしたら、きっと一緒に唱えたくなると思います。

じゅもんが出てきたら、ゆっくりはっきりを意識して読むのが良いでしょう。

また、擬音がたくさん出てくるので、一つひとつ丁寧に読んでいくことで、情景が伝わりやすかったり、子どもたちが興味をもって読んでくれたりします。

この絵本は、クラス全体で読み聞かせをしても楽しいです。ユーモアのある絵本なので、隣のお友だちと一緒に笑いあうのも、良い経験になりそうですね。

感想

我が家でも、この絵本はすぐに子どもたちのお気に入りになりました。

絵本好きな4歳の娘はすぐにじゅもんを覚えて、「私が読む!」とじゅもんのところだけ読んでくれます。

そのくらいテンポもよく、言いやすいのです。2歳の息子も一緒に唱えています。

この絵本が、「お風呂って楽しいかも!」と感じるきっかけになってくれたら嬉しいです。


この絵本に出てくる「パンダのおさじ」は、他にもいくつかシリーズになっています。

よろしければ読んでみてくださいね!